株式会社赤尾|消防・防災用品の専門商社

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生存術

  • 殺虫剤は必需品

    1)避難所生活は不衛生!
    2)DDTは殺虫剤の中でも優れもの!

    ハエ、蚊、シラミ、ノミ、ダニ、ゴキブリ、ネズミ…震災後の生活は不衛生きわまりない生活を強いられます。それらの害虫類対策として殺虫剤を備えておくべきです。殺虫剤は殺す生物の種類や濃度によって人への影響度合いが違います。殺虫剤の中でも特にいいのがDDTです。とくに粉末状のものは液状より取り扱いが楽で便利です。
    マラチオンも病気を媒介するほとんどの虫を殺します。炭化水素の塩化化合物であるバラチオン、クロダインも効き目が強力です。殺虫剤は油にしか溶けないものもあるので食用油を殺虫剤の溶液がわりに常備しておくことも必要です。殺虫剤を食用油で溶かした液を噴霧器で噴射します。

  • サバイバルの必需品はこれだ

    1)震災後の数日間を自力で生き残るために!
    2)最低限度の日用品は用意する!

    震災後はまさにそれまでと180°違う生活を強いられます。少なくとも数日間は自力でサバイバルできるだけのものを日頃から準備しておかなければなりません。
    最低限度必要なものは、
    ●米1kg
    ●飲料水=20リットルの水道水を詰め二週間おきに入れかえる
    ●ビタミン剤
    ●携帯用卓上コンロ=予備のガスを用意する
    ●合成樹脂製のビニールシート=なるべく大きいもの。雨が降ったらテントがわりになり夜は外との仕切りの役目をはたす
    ●ロープ
    ●粘着テープ
    ●軍手
    ●軍足
    ●リュックサック
    ●ティッシュペーパー
    ●食塩
    ●砂糖
    ●外傷治療薬
    ●タオル
    ●毛布
    ●ロウソク
    ●新聞紙
    ●マグライト=予備の電池も保管しておく
    ●クーラーバッグ=冷蔵庫がわりに使う
    ●ナイフ
    ●小型ラジオ=情報収集に不可欠。

  • 食塩と砂糖を手に入れる

    1)冷蔵庫がわりに・食料保存に!
    2)砂糖は炭水化物エネルギー源!

    サバイバルの必需品として食塩は欠くことができないものです。ではどんな意味で重要か?第1に、冷蔵庫がわりになります。食塩は昔から食料保存に貴重な役割を果たしています。第2に、食塩は筋肉の収縮、神経作用に好影響を与え、汗の形で老廃物を取り除く働きがあります。少なくとも15kgほどの食塩を常時手元に置いておくべきです。
    食塩と同様にサバイバルで重要な役割を果たすのは、炭水化物エネルギー源として簡単に、しかも無期限に貯蔵することができる砂糖です。

  • サバイバル小道具

    1)独自の小道具を揃える!
    2)安全性・保管移動が簡単・安い・身近にあるもの!

    震災後はトラブル続きでサバイバル生活を余儀なくされます。災害にあった場合、まず身を守ることを第一の目的として行動すべきです。
    揃える小道具は、
    ●新聞紙…寒さを防ぐ。上着の下に入れれば防寒具になる。燃やせば強い火力が得られる。
    ●スーパーマーケットでくれる合成樹脂製の袋…リュックに必要なものを入れた後、隙間の部分に詰めクッションがわりに使う。水を運ぶ。底に穴を開け、簡易シャワーにする。
    ●サバイバル関係の本の必要な個所のコピー
    ●水処理用の薬品(結晶ヨウ素)
    ●石けん
    ●歯磨き
    ●生理用ナプキン
    ●トイレットペーパー
    ●マッチまたはライター
    ●ゴミ袋
    ●ロープ
    ●携帯用小型ラジオ
    ●物を入れるリュック
    ●護身兼用の万能ナイフ。

  • 瓦礫の山に閉じ込められてしまったら

    1)笛を吹く、なければ大声を出す!
    2)光が入ってくる方向へ脱出!

    まず、笛を持っていたらその笛を吹きましょう。なければ、大声で助けを呼ぶ。注意しなければいけないのは周囲の障害物をやたら動かさないことです。うっかり動かしたことで支えがなくなり、さらに崩れてしまう危険性が大きくなるからです。狭い隙間を通り抜けるときには上着、装飾品、ネクタイなどを取り外し、すり抜ける途中で物が引っかからないようにしましょう。光や空気が入ってくる方向に向かって脱出します。これが最善の方法です。暗闇の状態が考えられるますが、ガス漏れ、危険物がそばにある可能性もあるので、むやみにライターをつけないことが肝心です。何人かで閉じ込められた場合は、一人ずつ脱出していくのが安全です。

  • 建物の下敷きになった人を助ける

    1)自分の力だけで救出できるのか?!
    2)救出のプロへの連絡を最優先にする!

    絶対無理をしないことです。危険をおかして救出に出向いて無理な作業をやり、事故に巻き込まれて、結果的には二次災害を引き起こし、ヘタに手を出さなければ助かったかもしれない最初の被災者も死なせて、自分自身の身も危険な状況に追い込むことはけっしてやってはいけません。状況によって救出の可能性を判断すべきで、その場の感情や薄っペらな同情心・正義心にかられて妙な勇気を出したりしないことです。
    救助は消防隊員、警察、自衛隊員などの専門家にまかせて、助けを求めている人を発見したら救助のプロに連絡することが最善の処置、最大の親切なのです。

  • ドアが開かない

    1)非常口がわりのマンションのバルコニー!
    2)木造住宅のサッシュドア・玄関ユニット!

    マンションでは外との出入口が玄関しかありません。マンションの場合は非常口がわりにバルコニーを設け、隣のバルコニーとの境は簡単に破壊できるスクリーンで仕切るか、または、下の階に降りることができる避難用ハッチを設置されています。したがって、バルコニーには避難を妨げるような、倒壊する危険性のある物は置かないようにしましょう。当然、バルコニーに連なる窓の周辺にも倒壊して道を塞ぐ家具類などは置かないで下さい。
    また、マンションのドアは変形しやすい壁の端に位置するような設計になっているためにドアの枠がねじれやすいものです。木造家屋の場合も最近ではサッシドアや玄関ユニットを使用しているので、ドアが激しく揺れると変形して大きく歪みます。要注意です。



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